仁田峠第二展望所目次
- 仁田峠第二展望所について
- 仁田峠第二展望所の見どころ
- 仁田峠第二展望所の周辺
- 仁田峠第二展望所へのアクセス方法
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- instagramで情報を見る
- Googleで口コミを確認
- Twitterで情報を見る
今回私は九州地方の長崎県に遊びに来ています。
長崎県の観光と言えばみなさんどのような場所を思いつきますか?
長崎と言えばハウステンボスに軍艦島にアミュプラザ長崎と多くの観光スポットがあり、グルメ界でも注目を浴びています。
長崎カステラに長崎ちゃんぽんと、西洋の歴史をいち早く取り入れた場所ともなっています。
そして、第二次世界大戦中にはこの土地に日本で2番目に原爆が落とされたことも忘れてはいけません。
戦争中の忘れてはいけない現実を学ぶため、平和記念公園や長崎原爆資料館などあり日本人だけでなく、世界中から観光客が訪れています。
そんな今回は長崎県に南島原市に遊びに来ています。
南島原市は長崎県島原半島南部に位置する市であり、とても歴史のある市となっています。
この土地は江戸時代から明治時代にかけてキリシタンの信仰者が多くいて、ここでは島原・天草一気が起きた原城跡などがあります。
私はこの時代の歴史にとても興味があるので今回の旅の目的地を聞いた時点でいつも以上にとてもわくわくしていました。
そして今から私が訪れるのは南島原市の北部に位置している「仁田峠第二展望所」です。
みなさんはこの土地の名前をお聞きしたことはございますか?
初めて聞く方でもこの展望所からの景色を見るとすぐにでも行きたくなってしまうと思いますので、最後までお付き合いくださいね。
では早速行ってみましょう!
ではこの「仁田峠第二展望所」に行く前にこの場所の位置関係を少しお話していきたいと思います。
あちらに見える大きな山はみなさんご存知でしょうか?
この周辺は山岳地帯となっていて手前に見えるのが「平成新山」。
奥に見えるのが「雲仙岳」となっています。
雲仙岳は島原半島の中央部にどん!と聳え立っている山なのですが、標高は1359メートルとなっています。
そしてこの雲仙岳の火山によってできた山が手前に見える「平成新山」であり標高は長崎県内で1番の1483メートルにもなります。
この平成新山は名前の通り「日本でいちばん新しい山」とも呼ばれており、今から約30年前の雲仙岳の火山活動によってうまれたものとなっています。
平成の時代にできた山でもあり私と少ししか年齢が変わらないんだなと思いました。
そして今回の目的地「仁田峠第二展望所」は周辺の山々を良く見渡せる観光スポットとなっています。
この場所までは仁田峠といってドライブがてら山の中の道を走って訪れることができるのですが、元々は有料道路として整備されていました。
ですが平成21年に無料道路として開放され今では多くの方がドライブに訪れています。
この仁田峠の道路は全線が左回りの一方通行に規制されているので、対向車が来るといった心配はなく快適なドライブを体験することができます。
そして快適なドライブをしている途中の道にあるのがこの「仁田峠第二展望所」です。
第二展望所となっているのは仁田峠の頂上に第一展望所が存在しているのでこの中間地点は第二展望所となりました。
第二展望所といってもここからの景色は素晴らしく平成新山を始めとても素晴らしい景色を見ることができます。
景色については後ほどご説明しますので少々お待ちくださいね。
広々とした駐車場が完備されており、展望所にはたくさんの方が楽しむことができるようにスペースが確保されています。
道もきれいに舗装されていますので、お子様から年配の方でも安心して訪れることができます。
この平成新山がどのようにしてできたのかなどの説明パネルも立っていて、山を直接見ながら学ぶことができます。
展望台も開放的な造りとなっているので、ドライブ途中の憩いの場としても人気があり多くの方がここで、のんびりと休憩をしています。
ではこの「仁田峠第二展望所」の見どころについてご紹介していきます。
まずはこの場所に立ち周辺の景色を思う存分楽しんでいただきたいです。
仁田峠の背後には平成新山が見え、その後ろには雲仙岳が見えるのです。
同時に2つの山々を楽しむことができるので写真家の方にも人気のある観光スポットです。
ここからは360度パノラマサイズで周辺の景色を楽しむことができ、平成新山を始めとした山々だけでなく島原湾や島原市内を思い切り楽しむことができます。
天気の良い日のここからの景色には圧巻の一言です。
この展望所自体も標高が高くなっており、いつも暮らしているところに比べると、今の暑い季節でも涼しく過ごせることができます。
設備としてはトイレがあるだけですが、のんびり過ごすにはもってこいの場所となっています。
そして今の景色だけでなく今からの季節の紅葉シーズンはまた素晴らしい景色が広がります。
山々が赤く染まり今とはまた違った景色を見ることができるのです。
標高が1400メートルもあるので、紅葉シーズンが訪れるのも早いのでしっかりと時期を見逃さないようにお願い致します。
疲れたドライブ途中に一息つけるこの「仁田峠第二展望所」です。空気もとても澄んでいるので深呼吸して疲れた身も心もリフレッシュしていただきたいです。
この「仁田峠第二展望所」の周辺には一体どんな観光スポットがあるのかご紹介していきます。
ドライブの途中のこの土地によったらこの先にある「仁田峠第一展望所」へ行くのは定番のコースではないでしょうか。
第一展望所は標高1000メートルのところに位置しており、第二展望所よりも涼しく感じることでしょう。
第二展望所にはトイレだけの設備となっていましたが、第一展望所には売店も完備されています。
売店にはここでしか購入することができない限定品もそろっているので是非、お立ち寄りください。
そしてここからはロープウェイが出ているのです。
仁田峠から妙見岳間を結んでいるもので、標高差250メートルの道を一気に進むことができます。
天気が良い日には天草方面まで見渡すことができ絶景の景色が広がります。
興味のある方にはぜひ乗っていただきたいです。
第二展望所からは山々を見上げる形でしたが、ここからはより近くに感じることができるので、どちらもお楽しみください。
そしてこれからの季節には紅葉も楽しんでいただきたいです。
辺り一面に広がる鮮やかな木々には感動してしまいます。
ロープウェイに乗りながらも楽しむことができるので秋には思い切り景色を堪能していただきたいです。
そしてこの土地の周辺には温泉街があります。
第二展望所から歩いても行けるのですが、ドライブでそのまま行くとあっという間に到着します。
雲仙温泉街といって第一展望所を下ったところに存在しているのですが、周辺には美術館や温泉神社など観光スポットがたくさんあります。
雲仙地域は標高も高く「雲の上の避暑地」として知られており温泉とともに1年を通し四季を楽しむことができます。
多くの温泉施設が立ち並び、湯の沸く音や蒸気が激しく立ち上る様子を見ることができます。
温泉卵を販売している「雲仙地獄工房」などもあり多くの方を楽しませてくれています。
この土地の温泉の特徴としては殺菌効果のある硫黄泉で美肌効果がとてもあるそうなんです。
そしてこの温泉街のすぐ近くにある「温泉神社」といったものがあります。
この神社は約1300年前に雲仙とともに始まった神社となっており、恋愛成就のパワースポットとなっているのです。
硫黄の香りが漂うなか参拝することができ、さすが温泉神社だなと思ってしまいます。
そして「雲仙地獄」といったこのような場所もあります。
温泉神社から歩いてすぐの所に位置しており、湧き出る温泉源を目の当たりにすることができます。
その迫力はとてもすごく、道路に湧き出る噴煙で前の道が見えなくなってしまうほどです。
噴煙が道路を通せんぼしていて運転にはぜひお気をつけください。
さらに寒い季節になると噴煙の量が増えて、気圧の低い日には1歩先も見えないほどの噴煙になるのです。
道路には「湯気注意!」といった看板もあるので、本当にお気をつけください。
この雲仙地獄には約30もの地獄があり数々の方面から煙が沸いています。
遊歩道も完備されているので散策をしながらこの景色を見ることができます。
地獄内では温泉街とレモネードを販売している場所もあり、温泉卵を頂きながら硫黄の香を感じながら観光することが定番のコースとなっています。
また近くには「グリーンテラス雲仙」といったレストランがあります。
明治時代から昭和初期ごろまでに外国人が多く宿泊していた「雲仙ホテル」の跡地をそのまま利用しており、わんちゃんを連れて食事を楽しむことができます。
あた、足湯を楽しむことができ寒い季節でものんびりと過ごすことができます。
メニューはがっつり系のごはんが多く、ここまで散策してお腹がペコペコになった方にとっては嬉しいメニューとなっています。
では今までご紹介してきました、この「仁田峠第二展望所」ですが気になるアクセス方法についてお伝えしていきます。
この仁田峠は快適なドライブコースともなっているので、是非車でのアクセスをおすすめ致します。
大自然の中をのんびりドライブをしながらお越しください。
この仁田峠循環道路は先ほどもお伝えしましたが2009年から通行が無料となっており、その影響からかとても人気のあるドライブコースとなっています。
長崎自動車道を利用して「諫早インター」で降りてください。
そこからは少し長く90分の道のりとなります。
インターを降りたあとしばらくは市街地を走るのですが、少しずつ山岳部に近づいてきて山の中の道に変化して行きます。
道も狭くなっている部分があるので運転にはお気をつけくださいね。
駐車場も完備されていて無料で利用することができますが、仁田峠の入り口で使用料として100円だけ寄付の方をよろしくお願い致します。
周辺の観光スポットから訪れる雲仙温泉街より車で10分ほどで到着することができるので、温泉街に行く前にドライブがてらお越しいただきたいです。
周辺の景色を見ながらのんびりゆっくりと散策をして、ここから見える島原市内の街並みを楽しんでくださいね。
きっと素敵な景色があなたを迎えてくれますよ。